2015年7月30日木曜日

岩手県立久慈工業高校での講習会

 機械保全3級の講習会ですが、岩手県立久慈工業高校への支援も行っております。久慈工業高校には、八戸工大OBの先生が在籍している縁もあり、講習会の支援は平成23年度から続いております。
 今回は15名の生徒が挑戦しますが、学科試験対策と実技試験対策は、久慈工業高校の先生が日頃より行っているので、工作技術センターの支援としては「実技模擬試験」の実施をします。

 試験日が翌日の午後からとなっているため、試験勉強期間としては支援を行ったその日しかなく、受講生も総仕上げとして挑んでいました。

久慈工業高校での講習会
久慈工業高校の周辺は、復興住宅用の整地も盛んに行われていて、久しぶりに行ってみると街並みが変わっていました。

2015年7月22日水曜日

H27 ロボット設計発表会

721 例年行われている「ロボット設計発表会」を開催しました。
発表会はロボットコンテストの規則に則り考案したロボット設計を発表時間10分、質疑応答10分で行いました。(全8班)
各班で設計されたロボットには機構に確実性や速さを求めたものや斬新奇抜なものなど様々なアイデアが盛り込まれ、見ごたえのある内容です。
質疑応答では鉱石の受け渡し方法や積上げ用ロボットのアーム最大高さなどの質問に戸惑う場面もありましたが各班しっかりと受け答えていました。

H27年度「ロボットコンテスト2015」大会要項はこちらから

野田学科長から開会のご挨拶をいただきました。

各スライドの担当を決めて全員が発言します。

三面図も上手に描けています。

昨年は発表側だった学生からの鋭い質問を受けます。

3年生も堂々と質問していました。

大勢の先生や学生の前での発表しました。

座長の太田先生から全体講評をいただきました。


後期「ロボット創作」では設計したロボットを製作し、コンテストでの優勝を目指します。

2015年7月21日火曜日

機械保全の学科試験が実施されました

7月19日(日)の午後、機械保全3級の学科試験がJR八戸駅に隣接されている「ユートリー(八戸地域地場産業振興センター)」で実施されました。
会場には、大学生をはじめ、高校生など約150名の受験者が集合し、30問の真偽法(○×式)の試験に挑んでいましたが、65%以上の正解で合格となるため、20問以上正解しなくてはいけません。

受験する学生も時間前に集合し、各自学習をしているようでした。
数日後には主催側から今回の正誤表が発表されると思いますので、自己採点してみて下さい。

2週間後には実技試験がありますので、今後は実技試験対策を重点に学習しましょう。
試験会場の案内(ユートリー)
受験学生も早めに会場入りし学習中


2015年7月16日木曜日

ロボット設計中

 後期「ロボット創作」で製作するロボットの設計を実施しています。
 ロボット創作の授業は、製作したロボットを披露する場として1222日(火)にロボットコンテストを開催し、グループ毎に対戦しながら、勝敗を決めます。
 各班とも2台製作しますが、1台につき「三面図」や「斜投影図」や「動きのわかる図面」を完成させるため、急ピッチで図面の書き込みを行っており、設計発表に間に合うよう頑張っているところです。

設計発表会の日時は以下の通りです。
日時:7月21日(火)12:50~16:00
場所:M205 講義室


手分けして3枚以上を作成
パソコンを持ち込んで設計中?
設計をして図面に書くことはやはり難しい
発表会用のPowerPointも作ります

2015年7月9日木曜日

機械保全検定の実技模擬試験を開催

機械保全検定試験ですが、今年度は、学科試験と実技試験が別々の日に実施されることになっています。まずは719日(日)に学科試験を実施しますが、その学科試験の受験票が届きました。
受験生の皆さんは、受験票を確認し余裕をもって試験に挑んでください。

 毎週実施している講習会は、今週から実技模擬試験を行っています。先週までの講習会の復習を兼ねて、実際に問題を並べ、各受験生が全9問の出題に挑戦しています。
模擬試験は講義室で実施
教材をじっくり眺めて、解答中

2015年7月6日月曜日

ものづくりマイスター派遣事業

「ものづくりマイスター」とは、厚生労働省が認定した熟練技能者が学校などで若年技能者への実践的な実技指導を行い、効果的な技能の継承や後継者の育成を行う制度であり、工作技術センターでは昨年度「機械保全」と「仕上げ」に2名の職員が認定を受けました。

今年度、「機械保全」のものづくりマイスターとして、青森県職業能力開発協会から依頼があり、「若年技能者人材育成支援事業」の一環として、機械保全の実技講習会を74日~5日に実施しました。
今回の派遣先は青森県立八戸工業高校で、今年度97名の多くの生徒が挑戦するという事もあり、2日間に分けて1年生~3年生の機械科、電子機械科、材料技術科の受験生に指導を行いました。
両日とも主に午前中に講習会を行い、聞き慣れない専門用語も沢山あったと思いますが、多くの教材に見て触り、一つ一つの部品の重要性を認識しながら、試験合格に向けて真剣に取り組んでいました。午後は実技模擬試験を行い、講習会での習熟度の確認が出来たと思います。今後は、間違った箇所を確認し、再度模擬試験を実施する事で理解力はアップしますので、頑張って下さい。
 また、再来週には学科試験もあることから、過去に出題された学科試験を実施し、ほとんどの生徒が合格ラインに達していて、あとの2週間は各自で復習をして下さい。


八戸工業高校で初日の講習会には43名が受講
初めて見る教材に興味津々でした
大学同様に実技模擬試験も実施し、習熟度も確認

2015年7月2日木曜日

第2・3回機械保全講習会

1回を開催した講習会ですが、624日(水)に第2回目、71日(水)に第3回目の講習会を開催しました。
2回目は「空気圧システム」「軸受部品」「ねじ部品」の3問を実施し、第3回目は「キー・ピン」「密封装置」「弁(バルブ)」の問題を実施しました。
機械メンテナンスには大きい部品もありますが、「キー・ピン」のように小さな部品でも非常に大事な役目を果たしていますので、重要性が理解できたと思います。また、初めて聞く専門用語が出てくるので、まずはその言葉を理解し覚えることが大事です。

これで全9問の学習は終了し、来週からは実際に問題を並べた模擬試験を実施します。
ねじ部品(締める以外に用途はたくさんある)
軸受部品(荷重方向により使い分ける)
密封措置(油・水・空気等の漏れをを防ぐ役目)
バルブの種類(それぞれ用途が違います)
そして、工大一高でも同様の講習会を実施していますが、授業終了後の時間を利用して、実技と学科の両方を計3回実施しました。
工大一高での講習 軸受部品の並び替えを挑戦
キー・ピンは非常に小さな部品ですが、重要な部品です