2018年8月31日金曜日

日本工学教育研究講演会での講演発表および聴講

 公益社団日本工学教育協会による第66回年次大会が名古屋工業大学で開催され、一般講演の「ものつくり教育」セッションで、工作技術センターで支援している内容を発表した。

 「資格取得を目指したものつくり教育」と題して、平成16年度から支援している技能検定試験であるが、受験生および受験率も向上し、現在まで延べ1000名以上の学生が受験をしている内容を説明し、技能検定への支援が定着している事項を紹介した。
 また、1.2年生の受験生も多くなっており、早い学年で取得したことにより、難易度の高い取得を目指す学生も増加していることも合わせて紹介した。



他大学の発表では、授業改革事例の発表等が有り、ものつくり教育の重要性も感じてきた。

2018年8月21日火曜日

青少年のための「科学の祭典」

今年度も「青少年のための科学の祭典2018」八戸大会に参加しました。

この科学の祭典八戸大会は、1996年に第1回を開催し今年で23回目となりますが、実行員の方々をはじめ、多くの中学生高校生のボランティアに支えられ、今年度は57のブースが出展し開催されました。
8月11日(土)~12日(日)2日間、好天にも恵まれ、多くの来場者で賑わっていました。

今回も、”プロ野球に選手に挑戦!スピードガンを使って投球スピードを計測しよう”に出展し、自分がどれ位のスピードボールを投げられるか挑戦できるブースになっております。

このブースは老若男女問わず、誰でも参加できるため、お子さんを連れた親御さんにも体験して頂いて、プロ野球が投げる160km/h以上のスピードがどれほど凄いかを実感していました。
使用したボールはキャッチボール専用球で、柔らかいボールを使用しております。





今回の結果ですが、以下のようなスピードを記録しました。
この期間中、何回も挑戦するボランティアの方や小学生も来ていて、自分への記録を何度も塗り替えていました。




2018年8月2日木曜日

第13回若年者ものづくり競技大会への参加

20歳以下の若年者(企業等に就業していない学校等の学生・生徒)を対象にした第13回若年者ものづくり競技大会の旋盤部門に参加したので、その様子を報告します。
旋盤部門の大会会場は、石川県金沢市にある「ポリテクセンター石川」で実施。

参加者は全国から37名(旋盤部門)がエントリーし、旋盤台数が限られることから3グループに分け、3日間で行われます。

機械工学科2年の田代祐葵奈はAグループに配属され、7月30日午後に試し削り、8月1日午前に大会実施の日程で実施してきました。

全国的に猛暑にあるなか、金沢市も連日35℃を超え、選手にとっても過酷な条件だったとも思います(大会当日の室内も36℃でした)。

会場となったポリテクセンター
選手が集合し開会式も実施
テーム青森のポロシャツで参戦
課題の見本品(自由に触れます)

大会は9:00~12:00の3時間が標準時間となり(打切り3時間30分)、会場内は9:30~11:30は通路解放され、選手の作業が間近で見られますが、田代は奥の作業場となったため、遠くからしか見れませんでした。
(フラッシュ禁止、選手に話しかけるのも禁止)


通路解放され、引率した先生方も見れます




選手の田代は、3時間02分で終了し、最後のチェックを受け課題提出となります。
本人曰く、部品外周や内径端面に傷が残ったようだが、寸法精度は上手く行ったとの事でした。
大会結果は後日発表されます。
競技を終え、課題の提出
今回は、昨年に引き続き2年連続出場が出来て、少しは余裕のある大会になったと思います。
昨年より当該旋盤での練習を増やしたり、課題の公表が早く、実践的な練習も多くこなせたと思うが、ローレット加工に関しては安定した加工ができす、不安を抱えたまま大会となってしまった。

来年は年齢制限のため出場出来ませんが、今後はいろんな旋盤加工に挑戦する意欲を持っているので、多くの機械加工を楽しんで欲しいと思っております。