2015年7月6日月曜日

ものづくりマイスター派遣事業

「ものづくりマイスター」とは、厚生労働省が認定した熟練技能者が学校などで若年技能者への実践的な実技指導を行い、効果的な技能の継承や後継者の育成を行う制度であり、工作技術センターでは昨年度「機械保全」と「仕上げ」に2名の職員が認定を受けました。

今年度、「機械保全」のものづくりマイスターとして、青森県職業能力開発協会から依頼があり、「若年技能者人材育成支援事業」の一環として、機械保全の実技講習会を74日~5日に実施しました。
今回の派遣先は青森県立八戸工業高校で、今年度97名の多くの生徒が挑戦するという事もあり、2日間に分けて1年生~3年生の機械科、電子機械科、材料技術科の受験生に指導を行いました。
両日とも主に午前中に講習会を行い、聞き慣れない専門用語も沢山あったと思いますが、多くの教材に見て触り、一つ一つの部品の重要性を認識しながら、試験合格に向けて真剣に取り組んでいました。午後は実技模擬試験を行い、講習会での習熟度の確認が出来たと思います。今後は、間違った箇所を確認し、再度模擬試験を実施する事で理解力はアップしますので、頑張って下さい。
 また、再来週には学科試験もあることから、過去に出題された学科試験を実施し、ほとんどの生徒が合格ラインに達していて、あとの2週間は各自で復習をして下さい。


八戸工業高校で初日の講習会には43名が受講
初めて見る教材に興味津々でした
大学同様に実技模擬試験も実施し、習熟度も確認