2015年11月30日月曜日

「第10回 科学であそぼうinラピア」参加活動報告!

11月29日、ラピアにて「第10 科学であそぼう」が開催されました。

毎年、「八戸市視聴覚センター児童科学館」と「市民サークル科学であそび隊」の主催で行われているイベントですが工作技術センターでは当センターで製作したラジコンロボットで行う「ラジコンサッカー」を出展しました。

「ラジコンサッカー」はラジコンロボットを操作して3分間に10個のボールを相手のゴールに多く入れるゲームです。参加した子供たちは勝ち負けにこだわらずラジコンロボットの操作を楽しんでいました。
そして、他ブースも順番待ちになるほどの親子が集い大変賑わっていました。

また、今年度も「動力研究部」と「メカトロニクス研究会」の学生たちに各ブースのお手伝いで協力してもらいました。


以下はイベントと学生たちの活躍の様子です。










「動力研究部」と「メカトロニクス研究会」の学生の皆さん、ご協力ありがとうございました。

2015年11月27日金曜日

自動車ドアヒンジ長穴加工

自動車のドアをガルウィングに改良するためにドアヒンジ取付部の穴を加工。

本来は特定の自動車専用なので購入後そのまま取付可能のはずだが、なかにはこのように取付穴を加工して調整する場合もあります。



ドアヒンジの形が写真のような形なので治具を使って取付けます。


当然ながら自動車コースの学生が加工します。

機械情報技術学科のブログに自動車本体に取付けられた時の写真がアップされています。

2015年11月26日木曜日

ロボットの製作中~完成間近?~

 9月から製作に入り、中間発表も終え、各グループともロボットの形が見えてきました。
 設計図面通り製作出来ているグループのあれば、大幅な手直しも必要なグループもあり、グループ員が協力してアイデアを出し合って進めているようです。
 製作の進んでいるロボットは、仕上げ室に設けたフィールドでロボットを動かしているグループもあり、今後は安定して掴む&積み上げる動作を向上させように改良が必要になるでしょう。

先に各パーツを製作します
穴あけ→ねじ止めで組立中
ドリルで穴あけ中ですが、慣れたもの
規程の大きさに入っているか微妙、はみ出している場合は修正
早いグループは練習を開始

2015年11月17日火曜日

正確な計測が大事

 ものづくりでは、図面通りに製作できると、程良い達成感が味わえます。その為には、「ノギス」や「マイクロメータ」と言った計測器の取り扱いが大事になってきます。
 切削した部品が、寸法範囲内に入っているか必ず検査しますが、目盛りが読めるか、読めたとしても正確度はどうかが気になるところ。前期授業の機械工作実習では切削加工終了後に、マイクロメータ使用し図面通り出来たかをチェックさせています。

 現在、機械保全2級の実技講習会を開催中で、その問題の中にマイクロメータの読み方が出題されます。この読み方を間違えると、次の出題に対する解答も違ってくるので、注意しないといけません。

 マイクロメータのシンブル1回転で0.5mm目盛が移動していきますが、この0.5mm、あるいは1.0mmを間違えやすいので、目盛りの確認を指導中。

機械工作実習では計測を学ぶ(持ち方も含め、取り扱いの確認)
こちらはサンプル写真から、目盛の読み方の学習
機械保全2級の講習会での出題

2015年11月13日金曜日

1年工作学の実習

 1年生後期の【工作学】ですが、授業の到達目標の中に、「製図を学習した上で、穴あけ、ねじきり、ボルト接合の製作実習を行う」項目があり、工場での実習を行うこととなっております。
 
 普段何気なく使用している“ねじ”ですが、締め付けて固定したり、マイクロメータの様に回すことによって移動距離が変化する場合にも使用します。締め付けた場合、基本的には緩む構造になっていますが、緩んではいけない箇所も当然あり、絶対に緩まないように工夫をしています。
 
 この工作学では、“ねじ”の基本的な構造や名称、使用方法を学び、ねじの製作(ねじ切り)を学習します。

 本日から受講している学生が、1回目の実習を行いました。(3週に分けて実施)
普通旋盤でねじ切りを学習
完成品を見せる
電動ドリルで穴あけの学習(服装の危険性を指摘)
ボール盤も使用
色々な作業を体験しましたが、安全第一で作業をします。
軍手等の手袋使用禁止、サンダルでの危険性(服装含め)、保護具の着用などを注意しながら作業しました。

2015年11月10日火曜日

ロボット創作の【中間発表】

ロボット創作実習で、12月の大会に向けてのロボットを製作中ですが、各グループの進捗状況がどの程度進んでいるかを発表して貰いました。
設計図面との変更点や製作過程で気付いたことなど、2台のロボットについてそれぞれ説明し、質疑応答の時間では各指導員から色々な質問も有りました。

各部品を製作し組み立てて、動作確認をしてみないと完成には近づきません。あと6回の実習時間でどこまで進めるか、各グループで話し合って進めて下さい。

2015年11月9日月曜日

安全祈願祭(鞴祭り)

 工作技術センターでは毎年11月に、学校法人全体の学生ならびに教職員の無事故、無災害を祈願し、工作技術センター所蔵の鞴(ふいご)を飾り、神棚に玉ぐしを奉納する安全祈願祭を行っております。
 (今年は都合上116日に執り行いました)
 今年度も、柳谷理事長、藤田学長先生、野田工作技術センター所長をはじめ、工大一高、工大二高の付属高校関係者を含め、約25名の御参列のもと、執り行いました。
 今年度も三島神社から神主を招き、祝詞を読み上げ、玉ぐしを奉納します。引き続き、参列者の方々が奉納し、一年の安全を祈願しました。
皆さんで安全を祈願しました

2015年11月3日火曜日

ものづくりマイスター派遣事業【機械保全2級】

機械保全2級の実技指導として、青森県職業能力開発協会からの依頼で、113に実技講習会を実施しました。
今回も7月に行った前期同様に青森県立八戸工業高校で、2年生の機械科と電子機械科の生徒15名を対象に行いましたが、3級に比べ数段難易度がアップするため、たくさんの専門用語を理解しながら学習していました。
午前の講習会の後、午後には実技模擬試験を行い、現時点での実力をが分かったと思いますが、ほとんどの生徒が合格ラインである60%以上の正解率であり、2級の内容を理解していたと思います。
高校では今後、修学旅行や定期試験もあり、機械保全の学習は難しいと日程ではありますが、今年は例年に比べ試験日が早いため、時間を作りながら復習をして欲しいと思います。
15名対象の実技講習会
実技模擬試験も実施