ものづくりでは、図面通りに製作できると、程良い達成感が味わえます。その為には、「ノギス」や「マイクロメータ」と言った計測器の取り扱いが大事になってきます。
切削した部品が、寸法範囲内に入っているか必ず検査しますが、目盛りが読めるか、読めたとしても正確度はどうかが気になるところ。前期授業の機械工作実習では切削加工終了後に、マイクロメータ使用し図面通り出来たかをチェックさせています。
現在、機械保全2級の実技講習会を開催中で、その問題の中にマイクロメータの読み方が出題されます。この読み方を間違えると、次の出題に対する解答も違ってくるので、注意しないといけません。
マイクロメータのシンブル1回転で0.5mm目盛が移動していきますが、この0.5mm、あるいは1.0mmを間違えやすいので、目盛りの確認を指導中。
機械工作実習では計測を学ぶ(持ち方も含め、取り扱いの確認) |
こちらはサンプル写真から、目盛の読み方の学習 |
機械保全2級の講習会での出題 |