2016年9月20日火曜日

動力研究部「手作り自動車省燃費大会」の参加

 今回は、マシン製作の協力している動力研究部遠征の話題です。

 公益社団自動車技術会東北支部主催による「第27回 手作り自動車 省燃費競技大会」が9月19日(月)に開催され、動力研究部のマシン2台が参加しました。場所は、例年お借りしている「宮城県運転免許センター」です。


 今回のエントリーは、高校の部が7台(4つの高校)、高専・大学の部が5台(1高専、3大学)で合計12台の競技マシンで、ガソリン1リットルでどれ位の距離を走れるか燃費を競いました。

 大会は9時から準備し、午前中の約1時間が練習走行に充てられ、各チームが本番を想定して走行を行い、動力研究部は2台とも規定周回の半分10周を練習し、走行ペースやピットでの役割を確認しながら大きなトラブルもなく練習走行を終えました。


 開会式の後、12:00から各チームが1分ごとにスタートし、今年度も大黒先生がスターターを務めて頂きました。


 動力研究部の2台もスタートし、今年新たに製作した1号(マシン名:STD)は、ペースを維持しながら順調に走行し、20周を完走しました。

 3号(マシン名:TEAMヤマビン)は8周目にエンジンが始動しなくなり、コース上でストップしました。ただ、ドライバーの技量により、運転走行しながら毎回始動させ、規定時間内にゴール出来るようペースを上げながら、完走できました。(ペースアップさせたため燃費は悪くなる)

 1号(STD)     :332.71km/l (大学部門優勝)

 3号(TEAMヤマビン):122.67km/l (大学部門3位)

 1号の記録は、動力研究部がこの大会に参加して以来、最高記録の燃費となりました。

 (過去の記録は平成23年の268.89km/)
 
 大会の様子を、宮城県のテレビ局が取材をし、大学部門優勝の取材も受けていました。


 2週間後の10月1日~2日には、栃木県もてぎサーキットで全国大会が開催されるので、細部調整を詰めていきたい。
2台のマシンを整備中
動力研究部のスタート
大黒先生がスターター
20周でゴールし、完走となる
新マシン「STD]大学部門優勝
「TEAMヤマビン」大学部門3位
参加したメンバー11名
メディアの取材も受けました