2015年4月30日木曜日

卒業研究で難加工へ挑戦

4年生の学生が、卒業研究で使用する研究装置の製作に励んでいます。
作業をしている学生は、今年度技能検定「普通旋盤2級」の受験生であり、旋盤の使い方を熟知して欲しいという事で、色々な切削方法を経験させています。

今回は、その一部を紹介しますが、ガラス瓶の底をある程度密着させ、熱伝導率を上げたいとの要望があり、汎用旋盤では難しい「R加工」に挑戦しています。使用するガラス瓶の底は、一定の半径(R)となっていないため、最終的には現物を密着させて加工し、サンドペーパや研磨剤で仕上げ、上手に出来てきました。
密着させるガラス瓶の底
旋盤で加工中
密着させて、加工できたかを確認
このように収まりました
今後、このガラス瓶の側面を覆う形でアルミニウムを加工し、実験装置を製作していく予定。