2018年3月20日火曜日

技能検定試験に係る情報及び意見交換会


 青森県職業能力開発協会の主催で、平成30年度技能検定試験の日程説明や、県内工業農業高校等の教員との意見交換会が実施されました。

  説明の内容は以下の通りでした。
・検定手数料の減額(9000円減額)が平成30年度前期も引き続き対象となる
・青森県内の3級における受験者数及び合格者数の推移についてでは、前年に比べ1.4倍に増加している
・ものづくりマイスター派遣事業の活用状況の説明

 そして、青森県立八戸工業高校 材料技術科主任 坂下先生が「3級金属熱処理及び機械検査技能士取得に向けた当科の取り組み」と題して事例発表を行いましたので、その一部を紹介します。

 発表では、材料技術科が全国的にも珍しい学科であることや、特徴を生かして金属熱処理の検定職種に取り組み始めた様子を紹介しました。また、八戸工業高校の大きなアピールポイントとして、取得した資格をポイント化する「ジュニアマイスター」制度があり、6年連続認定者数が全国30傑に入っていて、就職活動にも好影響を与えているそうです。
 技能検定試験は、金属熱処理の他、機械保全の受験を実施していましたが、機械保全のジュニアマイスターポイントが平成27年度から12pt7ptに下がったため、ポイント獲得の観点から今後は金属熱処理及び機械検査職種を中心に行い、3級だけでなく2級にも挑戦したいとの事でした。