今回、愛知県名古屋高等技術専門校を会場に開催された「旋盤職種」に機械情報技術学科1年の田代さんが大会参加してきたので、紹介します。
旋盤職種は31名の選手が参加で、A~Dの4グループに分けられ4日間で実施されますが、田代さんはBグループ(8名)に振り分けられ、8月1日午後に工具準備と試し削り、8月2日に競技となりました。
付添人として、大黒先生と黒滝が参加しました。
使用する旋盤の抽選も行われ、試し削り前と競技開始前には、それぞれ注意事項や連絡事項の説明があり、競技が開始されます。
競技中は安全のため防護版が設置され、その周辺をは自由に見学できます。
(当然、話しかけることは禁止)
田代さんは、旋盤職種参加者では唯一の女性で、注目を浴びていました。
普段練習している機械と、競技で使用する機械が違い、操作レバーの違いや機械の癖に若干戸惑いながら競技を進めていましたが、3時間18分で終了しました。終了後は製品洗浄後、組立検査を受け提出となります。
できばえを本人から聞いたところ、ネジ部分とテーパ部に不安があるが、概ね好感触で有ったようです。
会場は冷房設備はなく、各選手に扇風機は設置されてはいましたが、猛暑の中、大変厳しい作業環境での加工でしたが、集中力を切らさずに頑張ってくれました。
結果ですが、残念ながら入賞には届きませんでしたが、非常に良い経験になったと思います。